こんにちは！

スペインサッカー挑戦記第３回は、『日本とスペインのサッカーライフ』です。

日本との違いはあるのでしょうか？

まずは、日本のサッカーライフからお伝えします。

日本のサッカーライフは？

日本の平日のサッカーライフは？

平日は学校のあとにチームの練習があれば参加します。

だいたい２時間前後の所が多いのではないかと思います。

チームによって平日練習がない所から１日～４日程度ある場合があるかと思います。

練習がない場合は低学年であればご自宅で自主練習やお友達と公園でサッカーを楽しむ子も多いかと思います。

高学年になると、チームの練習がない日にサッカースクールを併用される方の割合が多くなります。

そうなるとチーム活動がない日もどこかのサッカースクールでサッカーをしていることになります。

多い子だと平日に３～５日サッカーをしている子がでてきます。

中には一日に２か所のサッカースクールを掛け持ちしたり、チームとサッカースクールを掛け持ちする子もいるかと思います。

日本の休日のサッカーライフは？

休日は練習や試合が行われるチームが多いです。

平日練習のないチームは、土日両日試合または土曜日に練習・日曜日に試合を行うことが多いと思います。

平日練習のあるチームも土曜日に練習。日曜日に試合の場合もあれば、土日両日試合または土曜日練習・日曜日試合などもあるでしょう。

試合の日のサッカーライフは？

試合の日はほぼ１日または半日がかりになるチームが多いかと思います。

お弁当や補食を持っていきます。

一日に何試合も行う事が多くあります。

１試合から多いと４，５試合をこなすチームもあります。

たくさんの選手を出場させるための複数試合なら良いのですが、メンバーが固定された形での複数試合は、選手に大きな負担をかけてしまう場合もあります。

ではスペインのサッカーライフは？

スペインの平日のサッカーライフは？

多くのチームで週に３回、練習時間は１日９０分ほどで、大人の１試合の試合時間と同じです。

スペインの休日のサッカーライフは？

休日はリーグ戦をやります。

１日１試合でそれ以上やる事は禁止されているようです。

日曜日はお店などもお休みでスペインでは家族や親族で過ごすことが主流だそうです。

オーバーワークの日本のサッカー

ざっくりと日本とスペインのサッカー事情を書きましたが、練習と試合についての日本とスペインの一番の大きな違いは、

日本＝オーバーワーク(サッカーのやりすぎ)
スペイン＝短い時間で効果的なサッカー

この違いは非常に大きく、日本のサッカーを頑張っている子供たちは、怪我をする子の割合が非常に高いということです。

スペインでは、サッカーを短い時間で効果的に行い、家族とゆっくり過ごしたり、しっかり食事をする時間を大切にしています。

しっかり休み、リラックスした状況で食事をとることで体と心をしっかり休め、心を整え、体を大きく成長させ、怪我をしにくい体にします。

家族とリラックスして過ごす時間に愛情を育み、メンタルにも非常に良い効果をもたらします。

日本では、その逆でサッカーの時間が非常に長いため、家族とリラックスして過ごす時間は減り、ゆっくり食事をする時間や体を休める時間が短くなります。

すると心と体はどうなるのか？

食事をしっかりとれず、休みが少ないと良くないの？

結果から言えば、残念ながら良い事は一つもありません。

食事をリラックスしてしっかり食べる事ができず休みが少ないと、

怪我をしやすい体になり、メンタル面も弱くなります。

食事はサッカーを頑張って行った筋肉の炎症や体の疲労を回復させる効果があります。

しかし、休みが少ないオーバーワークの場合は、それだけの食事の量と栄養素が必要になります。

一般のお子さんと同じ量の食事量では足りないため、普通の食事をしているサッカー選手は怪我をしやすく、また繰り返す傾向があります。

それは、運動量に対しての食事の量が足りていないからなのです。

オーバーワークで休みが少ないことも怪我をしやすい体にします。

そして、食事と休息が足りないとメンタルも弱くします。

このように良くないことが多いのが現状です。

練習をいっぱいしたらサッカーが上手くなる？

ここまで読んで頂いた方の中には、気づいた方もいらっしゃるかもしれません。

それは、練習時間が長いからといってサッカーが上手くなるわけではないという事です。

スペインの子の１週間のサッカー時間＝６時間

※平日週３回９０分、休日試合９０分

日本の子の１週間のサッカー時間＝１６時間

※平日週3回２時間、休日：土４時間、日６時間

一か月にすると？
スペイン➡６時間×４週間＝24時間
日本➡１６時間×４週間＝６４時間

１年に換算すると？
スペイン➡1か月２４時間×１２か月＝２８８時間
日本➡１か月６４時間×１２か月＝７６８時間

日本とスペインの差は約２．５倍となり、これだけ練習しているのに、日本のサッカーはスペインに近づくことができていない現実があるのです。

これでは心も体も疲弊してしまいますよね。

しっかりと心と体のケアの必要な日本のサッカーの環境があります。

ご家庭で気軽に心と体をケアをするには？

オーバーワークのお子さんに必要な食事の量と栄養素を知り、気軽にご家庭でケアして頂くための知識を発信しております。

食事の知識だけでなく、メンタルケアやボディケアの情報も発信しております。

是非、たくさんの方に知って頂き、一生懸命サッカーを頑張るお子さんの心と体を守ってあげて下さい！

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