気持ちの切り替えを早くするには?part2
昨日に引き続き、気持ちの切り替えを早くするには?をお伝えしていきます。
昨日の記事を読まれていない方は、下記をクリックしてご覧下さい。
昨日は、気持ちの切り替えが早くできない事によるデメリットとなぜ気持ちの切り替えが早くできない要因についてお伝えしました。
今日は、気持ちの切り替えを早くするために必要な要素をお伝えしていきます。
皆さんの周りに気持ちの切り替えの早い方はいますでしょうか?
自分自身であると大変良い事ですね。
自分ではない場合、家族、友人や会社の方など身近にそのような方がいたら、その方の言動を思い返してみて下さい。
そこにヒントがたくさん隠れているのです。
【気持ちの切り替えが早い方の特徴】
①考え方がさっぱりしている。
思考がわかりやすく、余計なことは考えません。素直な方に多いです。
②後に引きずらない。
①にも繋がるのですが、嫌な事があっても冷静に理論的に捉えることができると客観的に見る事ができるので、引きずらずに次にいけます。
あまり細かく考えない人も後に引きずらずに次の一歩が踏み出しやすいです。
③常に色んな事を考えている。
常に色んな事に興味を持ち、考えているので、このような思考を持っている方は一つの事だけを気にすることがないため、気持ちの切り替えが早い傾向にあります。
④行動的で頭で考えるより行動した方が早いと考える。
“すぐに行動に移せる人”というのも気持ちの切り替えは早いです。
頭で考え悶々としている時間がない分、経験が詰めるので成長が早いです。
⑤頭の回転が早く、「これがだめなら次はどうしよう?」と、どんどん先を考える。
様々な事を冷静に理論的に考え、どのような時でも常に2個以上の選択肢を持つ思考パターンの人も気持ちの切り替えは早いです。
5個も6個も持ち合わせている方もいらっしゃいます。
逆に、常に1個しか選択肢を持っていない人もおり、この思考パターンの場合はトラブルを抱えやすいです。
「これはこういうものだ」「これはこうあるべき」という考えの人は1個しか選択肢がなく、人の話に聞く耳がなく一人よがりな生き方をしてしまいがちです。
例えば、「ドリブルでグイグイ行くべきだ」という考えの場合、パスという選択肢がなくなるので敵がいてもドリブルで突っ込みボールを取られることが多くなります。
一人でドリブルで抜ける選手は稀でそんなに多くはいりません。
こうなってしまうとチームでサッカーをする意味がなくなってしまいます。
それは得策でしょうか?
サッカーこそ常に多くの選択肢を持っていなくてはいけないと思います。
【サッカーで持っていた方が良い選択肢】
①チームメイトはどこにポジションを取っていて、パスを出した方がゴールに近かくなるのか?
②自分はどのタイミングで動きだしたら敵を出し抜けるか?
③チームメイトが敵を引っ張ってくれたら、自分でドリブルで空いているスペースに運ぶ。
④シュートコースが空いていたらシュートを打つ。
簡単に考えても常にこれだけの選択肢の中から選ばなくてはいけないはずです。
もちろん場面によっては、もっと多くの選択肢をもっていなくてはいけません。
お子様はどれだけの選択肢を持ってサッカーをやっているでしょうか?
もし、常にこれだけの選択肢を持ってプレーをしていない場合は、教えてあげなくてはサッカーをやっていても辛いと思います。
このように、サッカーに限らずどのような状況でも多くの選択肢を持つ意識をもって生活することで、常に多くの“選択肢=可能性”を見つける練習もできます。
サッカーキッズサポートジェネラリト講座では、このようにたくさんの選択肢を持てるように知識をお伝えしておりますので、「選択肢が少ない(1個しかない)かも」と思われた方は、ご受講頂ければたくさんの選択肢をお伝え致します。
⑥色んな人の気持ちを汲み取る・考える事ができる。
気持ちの切り替えが遅い子は、自分にしか目が向けられていない子も多くいます。
「自分だけできない」「自分だけ試合に出られない」「自分だけ怒られている」などと考えがちです。
するとここで考えが止まってしまい、“問題の本質”が改善されないので良くはなりません。
気持ちの切り替えの早い子は、下記のような思考回路を持っている事が多いです。
なぜ自分だけできないのか?➡どうしたらできるようになるのか?
なぜ怒られているのか?➡怒られた内容を改善するためにはどうしたら良いのか?
なぜ、試合に出られないのか?➡自分に足りないものを補うにはどうしたら良いのか?
上記のように考える癖が思考回路に定着していると、常に問題を見つけ改善し続ける事ができます。
以上が、気持ちの切り替えを早くするために必要な要素であると考えます。
これは、ある意味上記のような事を意識して行う事で養うことができます。
そして、気持ちの切り替えの早さ以外にもメンタルが弱いことなどお悩みで多い傾向は、親御さんがの言動から受け継いでいる可能性も大きいです。
その場合は、親御さんがまず思考を変える必要があります。
講座を受講して下さった方の中には、ご自身が変わった事でお子様が変わったケースは多く存在します。
それだけ親御さんのお子様への影響は大きいのです。
適切なアプローチをしてあげることで、必ず変わることができます。
それは、大人も子供も同様です。
講座の中でも変わるための適切な知識をお伝えしておりますので、詳細は下記をクリックしてご覧下さい。
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